【とびたい】
(銀鈴檻/ハシンとカズタカ)
ハシンが急に言い出した。
「走り高跳びがしたい」
「勝手に跳んでくれ。そうして華麗に判を押してくれ」
書類が積まれているわけではないが、決済が必要な書類がある。しかしそれらはハシンの一存で承諾できることではないから、いまは待っている最中だ。
つまりは暇だからこその発言だ。理解しているカズタカの反応は素っ気ない。
「平和なのは良いことだけれど、たまに困難も欲しくなる」
「それをこっちに振るな」
後片付けに手を焼くのは、いつもカズタカになる。
(銀鈴檻/ハシンとカズタカ)
ハシンが急に言い出した。
「走り高跳びがしたい」
「勝手に跳んでくれ。そうして華麗に判を押してくれ」
書類が積まれているわけではないが、決済が必要な書類がある。しかしそれらはハシンの一存で承諾できることではないから、いまは待っている最中だ。
つまりは暇だからこその発言だ。理解しているカズタカの反応は素っ気ない。
「平和なのは良いことだけれど、たまに困難も欲しくなる」
「それをこっちに振るな」
後片付けに手を焼くのは、いつもカズタカになる。
メモ
リングフィット 18分。
リングフィット 18分。
【たとえば、と口にする君が】
(千晶推参/鳴と至)
また言い出すな、とすぐにわかった。
古めかしい喫茶室内にある赤いソファに座り、至は紅茶を口に運ぶ。コーヒー派だと思われがちだが、至は紅茶を愛飲していた。
「たとえば、僕と至が出会わなかったらどうなっていただろうね」
「それは俺にとって大きな曲がり角だな。鳴がいないなんて、俺の人生の損失だ」
たったそれだけで向かい側に座る君は笑う。
嬉しいのはわかるが、大袈裟だろうに。
(千晶推参/鳴と至)
また言い出すな、とすぐにわかった。
古めかしい喫茶室内にある赤いソファに座り、至は紅茶を口に運ぶ。コーヒー派だと思われがちだが、至は紅茶を愛飲していた。
「たとえば、僕と至が出会わなかったらどうなっていただろうね」
「それは俺にとって大きな曲がり角だな。鳴がいないなんて、俺の人生の損失だ」
たったそれだけで向かい側に座る君は笑う。
嬉しいのはわかるが、大袈裟だろうに。
タトエ君は主に正しいことを言ってくれる。
絵が上手くなりたい。
小説もしっかりしたいです。
まだまだこれから、できることを。
小説もしっかりしたいです。
まだまだこれから、できることを。
LINEスタンプ風まのらさんなどは試しに描いてみました。
案外ネタはありますね。
案外ネタはありますね。
今週の更新は予定ですとリプレの更新ではなく、短編小説になります。
書いていて楽でしたので、読者さんにとっても心弾む作品になっていると良いです。