Memome

サレトナちゃんは可愛いかわいいとした愛らしいものに興味が湧くかと考えて、むしろフィリッシュさんの方がはっきりと可愛いものを好きな気がします。サレトナちゃんは可愛いものを見つめるフィリッシュさんの目の輝きを可愛らしいと思っているでしょう。
『ぼくたちん家』の第一話を観ました。
キーワードが最初からしっかりちょこちょこ出ていて、ストーリーを追いながらもメタ読みも楽しくてよかったです。
好きなシーンは玄一さん(及川光博さん)が「いえがない」と歌う場面、後半の索さん(手越祐也さん)とほたるさん(白鳥玉季さん)の三人でアイスを食べる場面です。
「欲しいものは欲しがらないと」(意訳)という玄一さんの言葉は身に沁みました。
カクサレちゃんで美味しいのは、あからさまにらぶいちゃしている瞬間よりも、互いが両片想い状態で一歩踏み出しきれないところかもしれませんなどと考えるなどと。
いえ、らぶいちゃもほろほろ溶けて違う美味しさがありますけれども、カクサレちゃんの基本の味はシュガーミントな気がしまして。
甘いのに後味が寂しいところ。

#カクサレ
正直なところ、リプレが終わったら公募のための小説を書き始めるので、当分表に出せる作品は書けなくなります。
その上、過去に考えたリプレ以外の長編三作品と短編連作二作品を書き終えるまでこの命を終わらせたくないという状況ですので、自創作で手一杯。むしろ手が足りない。

まあ、まずはリプレなのですけどね!
「無音の楽団」のメインキャラクターの中で一番出番の少ないレクィエさんです。
彼は商店街だと「静観商路」をよく使っています。お店のお姉さんからも「若いのだからきちんと食べないとだめよ」とよくおまけをもらっています。
料理は切って焼くことがメインですが。
今回更新した、清風さんとサレトナちゃんの二人は同級生ではあるけれども、あまり接点がないところが美味しいなあとなります。
カクヤさんがサレトナちゃんのことを気にしていて、フィリッシュさんが清風さんのことを意識していて、サレトナちゃんはフィリッシュさんの親友で清風さんはカクヤさんの友人。
それなのに、サレトナちゃんは清風さんのことを「親友が気にしている人」としか思っていない。
美味しいです。
タトエ君は勉強すること自体は好きだけれども、得意というわけではありません。
勉強よりも料理やドリンク作成、皿洗いなど手を使うことが得意です。沈黙の楽器亭で一番、短期就労しているのも、戦力になっているのもタトエ君。
器用な子です。
リプレ本編にもっとサブキャラクターの小ネタを入れたいのですが、その尺がないので短編に押し込んでいます。
もっと上手く構成を作れるようになりたいものです。
自分で書くことではないのですけれど、すごく身勝手に創作をしている私とすごく真剣に創作をしている私がばらばらに存在しています。
正直、そのギャップが苦しいこともままあるのですが、いまになって殊更強く感じるのは……夏だからでしょうか。生命が燃える季節だからでしょうか。
正直『無音の楽団 Re:Praying』(以下リプレ)は私にとって“けじめ”の作品ですので、「キャラクターが好き!」や「推しカプを書きたい!」といった感情とはまた別の衝動で書いています。
終わらせないと、カクヤさんたちにとって、またカクヤさんたちを知っている人たちに申し訳が立たない。
できる限りの全力を尽くして、カクヤさんの人生の一部を抉り出す。
リプレが終わって、ようやく先に進めます。だから、書いているのです。
しがみついているのです。
正直に言いますと「自分の作品、大好き!」ではないのですよね。
「自分の作品は代替不能」と言った方が近い気がします。
私が伝えたいメッセージであり、同時に読みたい作品は私しか書くことができないものであってほしいために、書いている部分は結構あります。
リプレはいまのところ「青春ファンタジー」といったジャンルで括っています。
ただ、実際に書きたいところをそろそろ更新して公開し始めるにあたり、別のジャンルやキャッチコピーを考える頃かしらと考えています。
これ以上を話すとネタバレになるので、毎回書くことができない点がとっても悔しい。
私はプロットやラフを切らないと何も作ることができないので、即興で制作できる方は地力があると尊敬してしまいます。
プロットやラフを切る力も、また別の地力なので、人それぞれで良いのだとは思いますが。
制作して出来上がった作品の結果を重視するか、過程に注目するのかもまた、違います。
小説を書く前にプロットを書かないと進められません。
プロットを書く前に設定を固めないと進められません。
設定を書く前にネタを出さないと進められません。

砂を積み上げて山を作るのです。
創作バトン202508N
お題:自キャラのイメソン

だーれーにしーましょうかー。
と、いうことでタトエ君。
彼のイメージソングはAngelaさんの「暗夜航路」です。
全体的に寂しげな曲調と大人になってしまった諦観がタトエ君にしっくり来ました。タトエ君はまだ十五歳ですが……気配りの子なので。
タトエ君自身、自分にもどかしさを感じています。自身の感情に素直になれないところなど、特に。
だけれど光を求めるところが、タトエ君なのです。

置いておくお題:自キャラクター(創作)のイメージカラー