「上手い作品」を書きたいだけでは届かない領域もありますし、かといって「好き」だけを詰めても見えにくくなる物語もあります。さらに、その辺りのバランスを取ろうとして、大切なものがごっそりと欠けることもある。 そうして、書くことの難しさに頭を抱えて壊れそうになります。同時に、苦痛しかなくとも手の中にあるペンは決して折りたくないですし、手放せるものでもないのです。 悩み苦しめることの幸福も噛みしめています。 単純な思考停止だけはしてやるものかと、歯を食いしばって、自身と作品に向き合うのです。 決して、自分を肯定してもらうためではない。思考を理解してもらうためでもない。 一欠片でもよいから、名前がつかなくてもよいから、心を動かしたい。遺したい。 それだけです。 私が書くことにおける意地なんて。 一人インタビュー 2024/11/09(Sat)
そうして、書くことの難しさに頭を抱えて壊れそうになります。同時に、苦痛しかなくとも手の中にあるペンは決して折りたくないですし、手放せるものでもないのです。
悩み苦しめることの幸福も噛みしめています。
単純な思考停止だけはしてやるものかと、歯を食いしばって、自身と作品に向き合うのです。
決して、自分を肯定してもらうためではない。思考を理解してもらうためでもない。
一欠片でもよいから、名前がつかなくてもよいから、心を動かしたい。遺したい。
それだけです。
私が書くことにおける意地なんて。