Memome

SNSでの交流で多い、キャラクターやカップリングで盛り上がるというものではなく。
作者自身の創作観や作品のこだわりについて話せる場所というものはあまりオンラインで見かけることができず、なんだかとっても寂しいです。
ある場所にはあるのでしょうけれども。参加する人数が多くなるほどコミュニティは難しくなるので、悩ましいです。
人の創作論を聞くことも面白くて私は好きなのですが、同人ジャンルですと、最近は創作論などを語ることは煙たがられるのでしょうか。
作品に限らず、作り手の信念やこだわりが感じられたり垣間見えると嬉しいのですが。
自分の作品は好きです。
ただ、最近は「もっと上手く書けないものか」と特に小説でもがいています。鋭さが足りない。尖りが足りない。細部が甘い。
少し、時間をかけて推敲しないとだめですねー。
私はプロットやラフを切らないと何も作ることができないので、即興で制作できる方は地力があると尊敬してしまいます。
プロットやラフを切る力も、また別の地力なので、人それぞれで良いのだとは思いますが。
制作して出来上がった作品の結果を重視するか、過程に注目するのかもまた、違います。
小説を書く前にプロットを書かないと進められません。
プロットを書く前に設定を固めないと進められません。
設定を書く前にネタを出さないと進められません。

砂を積み上げて山を作るのです。