Memome

サレトナちゃんはあまり桜色の服を着ないので、もし着てくれるときが来たら、カクヤさんには盛大に喜んでもらいたい。
サレトナちゃんは「もう着替える!」というけれど、そうなったらカクヤさんが「じゃあ俺もピンクの服を着るから!」と阻止してもらいたい。
創作の準備はもどかしく大変でもあります。だというのに、楽しい。筆を何度でも執るほどに。
サレトナちゃんはカクヤさんには「サレトナちゃん」と呼ばれたら嫌がるでしょうね。
カクヤさんも言わない。
カクサレちゃんの強みは、サレトナちゃんが自分以外に気を逸らす可能性をカクヤさんが信じないところ。
タトエ君とソレシカさんは恋人にも親友にもなれないけれど互いにとってかつてあったことを懐かしいと感じずにはいられない存在。
愛でも恋でもないが、手を差し伸べ合う何かがあった。