Memome

戦うか、黙るかを選ぶしかないのかな。
私はしばらく黙って都合の良い「何か」を演じていたな。
それが悔しくて仕方ない、いまです。
『彼女が言わなかったすべてのこと』(桜庭一樹先生著、河合書房新社刊)を読み終えました。
いまはこれほど外に自分の言葉を発信できるのに、発信した分だけ攻撃も来て、ということを繰り返して結局は口を閉ざさないといけない矛盾を感じてしまい、透明になっていく感覚が痛かったです。
同意や慰めが欲しい時もあるけれどそれだけではない。自分にとって都合の良い世界になって欲しいのかとも考えるがそれだけでもない。
どうして、もっと単純な「優しさ」ほど積極性のあるものでもない、ただ「ある」だけのことが許されないのかと久しぶりに憤ってしまいます。