最強寒波が襲来した週になったのですってね。
さきほど打ち込んだ際の誤変換の話になるのですが「最強看破」はわりと強そうな能力の響きを持っていると思います。
「看破」。格好良い響きです。
成瀬です。
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2月3日 午前2時×2回
2月5日 午前2時
2月8日 午前3時
【習読しています】
何冊か、絵や小説の技法書を持っています。それらを作品において十全に活かせていないなあと考え、真面目に読むことを始めました。
集中して読んでいると、わりと面白い内容ばかりです。何事にも論理があるのだなあと感心してしまいます。
そこで膨らむ、もし私が技法書を執筆するとしたら、何について書けるのか。書いてみたい題材は沢山あるのですが、いざ技術について説明する文章を執筆するとなると大変難しいです。己の身の丈などを思い知らされ、身が引き締まりますね。
現在読んでいるのは『物語が動き出す 演出アイテム図鑑』(山うた先生著、SBクリエイティブ株式会社刊)です。こちらは絵のみならず、小説の演出においても役立ちそうですので、これから意識して道具を使っていきたいですね。
他に読んでいて沁みたのは……念願の『ワールドトリガー』の二十八巻を昨日に読みました。閉鎖試験編も長くなりましたが、まったく読んでいて飽きがこない点がすごいです。どれだけ練られているのでしょうと、読む側としては感心してしまい、書く側としては感服です。リプレもわりと練っているつもりですが、思考の段階が違うということは痛感します。
そして、その『ワールドトリガー』二十八巻の肝はヒュースさんの誠実な説明と若村さんが現実を直視する後半部分だと私は思います。
ヒュースさんが捕虜になった当時より随分とコミュニケーションが上手くなったことを実感しました。いえ、アフトクラトル時代からきちんとなさっていたのかもしれません。最初に相対した迅さんとの相性が様々な意味で悪かっただけで。
同じ人形を持つとはいえ、価値観の違う近界民と人の交流は読んでいて胸が温かくなると同時に、「これからヒュースさんはアフトクラトルに戻るのか……」と寂しくもなります。その辺りはヒュースさんの事情があるので仕方ありません。
そして、若村さん。
ヒュースさんのチャンクアウトとマイルストーンの説明はとても適切なのですが、それをするとなると怖気づいてしまう気持ちはとても胸に届いてきます。もし、どこまでもどこまでも壁を低くして、小さな階段を沢山作れたとしても、自分は確かに上に向かって歩いていくことができるのか。努力をするその手前ですら、怖くなって踏み出せない。なまじ、これまでが上手くやれていたのでしたら、現状維持という努力でよいのでは、とすら思ってしまうのです。
でもね、辿り着きたい場所があるのなら、それでは駄目なんだ。
それもまた、感じているのです。
今回の若村さんは辛いですけれども、向き合えたのは良かったと一読者は思います。さらに、ヒュースさんが自転車と箸の使い方に例えて「できることがある」と教えてくれたことも、救いです。
がんばれ。若村さん、がんばって。
これからが勝負です。
と、いうことで話は打って変わってリプレになります。今回も二話更新です。
いまはもう少し先に進んでいるところなので当時を噛みしめられますが、第四章を執筆していた頃はずっと「カクヤさんもだもだしているなあ……」という、深海で手をかいている感覚がありました。沈むばかりで少しも先に進めません。
序盤でこれほどもだもだしていて良いのかなあとは何度も考えました。それでも、必要なもだもだなので書いていましたね。
今回更新した二話は、男子学生組と女子学生組の対比が書けている点はよかったかしらと、読み返しつつ思います。男子組は清風さん、女子組はロリカさんの登場ですよ!
それでは。
全ての方に、心ときめく出来事が訪れますように。
穏やかに微笑める日々が続きますように。