何かしらの破片を積み上げていきます。
いつか一つの大きな“何か”になることを祈って。
小説(文字事)みたいなもの
2025年5月17日(土曜日)
ルーレス・コトアは恋を知らない。興味もない。
だから最初に打ち明けられた時にサレトナ・ロストウェルスはどのような返答をすればよいのか、正解を探した。正確には求めてしまったのだが、与えられることはなかった。
言えることは決まっている。だけれど、その言葉を口にするのは二つの意味ではばかられた。一つはルーレスを傷つけるであろうこと。もう一つは、いま話題に上がっている人物を傷つけるであろうこと。
だから、サレトナにはこの言葉しか選択肢はなかった。
「応援するわ」
「ありがとう。心強いよ」
さて、ルーレスが何を打ち明けたのか、それがわかるのは大分先のことになる。
2025年5月9日(金曜日)
タトエと万理は一学年の間では珍しい存在だと認識されている。
顔は良いが態度はつれないと評判である、アユナの友人として認められているためだ。
他にもアユナと交友を深めたがる主格人類はいたが、大抵はてひどく振られていた。アユナは実の兄であるセキヤのことすら「塵となって消えても、その空気を吸うのかと思うとぞっとする」と言うほど嫌っているのだから、対人の好悪の情は極端なのだろう。
それでも、タトエと万理にとってアユナは友人だった。
イラストみたいなもの
2025年5月23日(金曜日)


タトエ君をささっと描きました。こういうことができるのは便利ですね。
ただ、iPadさんですと長時間描いていますと首が痛くなります。
2025年5月12日(月曜日)


遅くなりましたが、メイドの日のイラストです。
大分絵柄の覚悟が決まってきましたかねー。
感想みたいなもの
2025年5月20日(火曜日)
またも自分の過去や思考の源流を辿りたく、長いこと好きでいる作家さんの作品を読み返しています。
そして、いまもよく雑記などで話題に出す桜庭一樹先生の『ファミリーポートレート』を手に取って、読んでいると懐かしい気持ちになりました。
コマコさんと母親であるマコさんとの奇妙な二人旅が前半で描かれるのですが、そのおかしさが、ありえないだろうというのにどこかではありえそうな不思議さが……平成という狭量でありながらもまだ未来を感じられた時代を思い出させます。
私たちはいつから光り輝く未来を失ってしまったのでしょうか。
それとも、まだ、あるのでしょうか。眩しい未来というものが。
2025年5月5日(月曜日)
FGOの奏章Ⅳをクリアしました……。
覚悟していました。覚悟はしていましたが、天草四郎時貞さんともうカルデアで会えないと思うと悲しくて仕方ありません。
アストライアさんもいらっしゃらないのか……。彼女の強欲も好きでした。
マシュの成長は喜ばしいのですけれどね。清濁を覚えたとしても、私はマシュが好きです。
そうして、選択の話になると思い出してしまうニーチェさんの哲学。
私もその辺りを思い出すために手を付けないといけません。
その他
2025年5月9日(金曜日)
すっかりこちらの更新を忘れていました。
最近はインクアートを続けています。自分の力量の未熟さを痛感することは辛いですが、この後も続けていきたいと思います。