本を片手にグラスを机上に置いてみて 2025/12/13

 天気予報によれば、本日は寒波に襲われて雪が降るのですって。
 ……雪が、降るのですって!
 ロマンティックなクリスマスにはまだ早いですよ、と空に向かってつい語り掛けてしまいます。
 成瀬です。


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12月9日 午前2時・5時・6時・7時×3回・8時×3回・9時・10時×4回
     午後12時×2回・午後2時×2回・7時・8時・9時
12月10日 午後4時
12月11日 午前1時・午後10時
12月12日 午後9時×3回
12月13日 午前3時×2回


【区切りの前の読点】

 本日更新した『無音の楽団 Re:Praying』(以下リプレ)の小説については……正直、何も言うことができません。
 私の雑記を楽しみにしてくださることも嬉しいですが、どうか、リプレの第六章第十六話そして第十七話をお読みください。何も感じなくとも構いません。その場合は、単に、私の力量不足に尽きますので。また頑張ろうと自身を奮い立たせることができます。
 ですが、言葉にできなくとも感じてもらえる「何か」がもしありましたら、その時には「ありがとうございます」しか私は言えません。
 今回更新した第六章の第十六話と第十七話は、説明すればするほど無粋になります。カクヤさんの想い。サレトナちゃんの想い。二人が外側にいる間もいつも通りの日常が進んでいる内側にいる、タトエ君たち。
 そして、初めて明かしたカクヤさんのつまずき、です。
 無理です。これ以上は有料記事にでもしないと語ることができません。有料記事にしても、どれほど触れられるのかがわからない。それくらいに私にとって、大事な箇所なのです。
 傍から見ると「たかが物語ごときで」なのでしょうけれど、その「たかが」に自分の人生全てを賭けて思考する人が、私にとって小説を書く人なのです。
 そうでない場合もあるのは承知の上です。


【傾けてこぼれて飲み干して】

 普段はこの辺りで私のささやかな日常について触れるのですが、いまいち情緒が安定しません。作品を読んで情緒を破壊されることを生きる楽しみの一つに数えているためでしょうか。
 そうですね。最近は、久しぶりに晩酌をしました。
 私はカクテルやモクテルが好きなわりに、バーテンセットも所持しているわりに、お酒に弱いのです。すぐに耳や頭に熱が集まって、へのへのになってしまいます。
 そのような私に心強い味方が「ノンアルコールカクテル」です。いそいそと缶のカシスオレンジを取り出して、おつまみはスモークチーズに生ハムという組み合わせでいただきます。
 幸せな時間でした。
 小説について悩むこともまた苦しい幸せなのですが、ノンアルコールカクテルを傾けつつ、及川光博さんや月詠みさん、そして「Sound Horizon」を流している時間は、楽な幸せでした。インプットも意識することなく舌と耳で娯楽を味わう。これがデトックスかしら、という気分になりました。
 だけれども、これが毎日続いたら少し怖いので、やっぱり晩酌はたまにすることがよさそうです。
 ついでに、アイドルや執筆者の方に敬称をつけるかどうか問題ですが、個人のサイトやブログ記事には私は付ける派です。流石にSound Horizonさん、とは呼びませんけれども、名前に関しては私は「成瀬は」と書かれていたら地味に傷つきそうなので、敬称を付けます。


【まだ語られずの物語】

 自創作について語る項目ですが、リプレは待って、待って、少し待ってください。
 今週は流石にリプレについて語るテンションにはなれません。そして、今日はまだ十三日ですので、リプレの第六章ももう少し続きます。カクサレちゃんで終わると見せかけて、まさかの展開です。
 語れる自創作かあ、となると『花園の墓守』もそっとしておきたいので、今回は「銀鈴檻」ですかね。
 「銀鈴檻」はまだ本編のタイトルがありません。リプレの後の話ですので。この話をしたことはありましたでしょうか……なかったような、あったような気もします。
 そのため、便宜上「銀鈴檻」と呼称しているのですが、まだこの物語については断片しかつかめていません。こちらのサイトにいくつか「銀鈴檻」の短編を掲載していますが、本編は内容が大きく変わります。いまの時点で断言できます。
 そうなったら、ハシンさんたちはどうなるのかなあとたまに考えるのですが、ハシンさんたちはあまり変わりがなさそうなのですよね。リプレの面々とは大違いです。
 リプレの面々は当初のキャラクター(個性の意味で)からのリビルドが凄まじかったですからね。特にカクヤさんが大きく変わりました。サレトナちゃんはこちらの方が、本来という気がします。
 まだまだ書きたい物語が、あるということが幸せなのですよ。


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 それでは。
 全ての方に、心ときめく出来事が訪れますように。
 穏やかに微笑める日々が続きますように。


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