雨ですね。
リブラスさんは雨魔法使いである、カズタカさんに「晴れにできる?」と聞かれて呆れられています。それでもきちんと説明をするカズタカさんは良い人です。
成瀬です。
【メッセージお礼】
励ましのお言葉をありがとうございます!
リプレを読んでくださる、貴方様がいらっしゃるからがんばれています。
4月23日 午前2時
【再びを願わない物語】
今週の土曜日に、リプレ以外の短編小説をおそらく更新します。続かない、一話完結です。
私の創作は、いまリプレに関する作業が主になっていますが、隙間の時間を縫って短編小説も書くようにしています。設定も凝らず、文字数も増やさずにその時に思いついたネタと考えたキャラクターで仕上げています。
それでも短編小説は毎回どこまで説明するか、深掘りするかの調整が難しいです。個人的には「この辺りをもっと深くしたいなあ」というむず痒さに襲われますが、それをやり過ぎると短編や文字数という枠に収まらなくなるのですよね。とある方に言わせると、「美しくない」とばっさりされます。
長い人生の中の一瞬を、どこまで必要な情報を備えつつ切り取れるかは今後も要修行みたいですね。
昔はもっと、シンプルさを求めていました。だけれども、最近はそれぞれの一瞬をお借りしていると考えても良いかなあと。私のお気に入り短編である『紙の魔法使い』などはそれ以前を書くこともできますが、あの告白の後の物語を書くと余韻が抜けてしまう気がします。ですので、カメラで写真を撮るようにタイミングをじっと待ち続けて「これだ」という一瞬を文にさせていただくことが良いのかなと。
その場にしか出てこないキャラクターであっても、私の見えないところでの長い人生が彼女や彼、もしくはそれ以外の存在にはあるのでしょぅ。
そう考えつつ、リプレを書くようになってから少し短編の腕も上がった気がします。文章を書く感覚を思い出してきたのでしょうか。
【重ねて生まれる】
久しぶりに色鉛筆で線画を描き、その絵に色を塗っています。進捗としては髪を塗り終わったところですが、一昨年に塗ったものと見比べて、随分と色鉛筆の塗り方も変化したなあとしみじみしました。
以前は一色で縫っていたのですが、いまは下地と中心の色、それにもう少し好みの色をその時々に合わせて重ねています。
色鉛筆はパステルな軽やかさで仕上げてもよく、何度も重ねて濃さを出しても良い。または水彩にするという手段もあります。様々な表現があり、面白いです。
また、アナログで描いていると心が落ち着きます。塗るといっても線で埋めていくので、集中します。疲れる時もありますが、止め時がわかるのは良いことです。
アナログもデジタルも両方とも活用したいですね。
考えている感情を直接出すのでしたらアナログが良いですし、整理して仕上げるのでしたらデジタルになります。いまのところ、私は。
【いつかのどこかの誰かのために】
雑記について、小説を更新する頻度を増やすための作業時間と取り替えるべきかなど、こっそり悩んでいました。
閲覧者ファーストとしては、雑記と作品ならどちらが良いのかしらと。私はお気に入りのサイト様の雑記はいそいそと読みにいくタイプですが、情報に溢れる現代ではこのような独り言は求められていないのではないか。いまも悩んでいます。
それでも、雑記もなるべく書く頻度を落とさずに更新しようという結論になりそうです。
役に立つ情報ではありません。探されるものでもありません。大々的に見つかったらむしろ恥ずかしい。そういう類のものです。
だとしても、いつかのどこかの誰かのさみしさに届くように書いていきたいなあとも考えました。
言葉は絆創膏です。毒にも凶器にもなりますが、同時に痛みや苦しさを塞いでくれるものでもあります。
ここにも、強がって顔を上げている存在がいることを静かに発信し続けたいです。
それでは。
全ての方に、心ときめく出来事が訪れますように。