Memome

『ぼくたちん家』の第二話を観ました。
一話と二話しかなくても、一話と最新話という表示になるのにちょっとくすり。

さて、本編。
波多野さんがほたるちゃんのお父さんのふりをする覚悟を決めました。家族というものは血のつながりもしくは選択によってなるものですが、波多野さんとほたるちゃんはなることを選択した他人であっても、相性は良いのでしょうね。波多野さんのデビューに関する話を聞いて、怒ってくれたほたるちゃんに少し涙ぐみました。
もう一人の主役である作田先生からは「青い鳥」の話を連想してしまいます。無くした靴下に気付かなかった吉田さんと、探してくれていた波多野さん。波多野さんは確かに怖い勢いを持った方ですけれど、でも。それでも良いのではないかなあと思うのですけれどね。
他にはマッチングサービスの百瀬さんも、少しの出番ながら、パフェの例えなどで妙味を醸し出していました。自然体で上手。波多野さんたちの大家さんである、井の頭さんも魚のエプロンを着ていて魚好きなど、芸が細かい。
そう。こちらのドラマは小道具の使い方が上手いのですよ! 第二話だけでも「子持ちししゃも」・「(個性的な)靴下」・「契約書」・「ギター」など全ての道具に意味があり、物語の構成に繋がっています。
脚本家である松本優紀先生に感嘆!