スランプなホームズさんにバターライスを 2024/03/20

 水曜日でもお休みというのは禁断の果実ですね。
 気持ち良かった天気もいまは雨模様です。風も強く吹き荒れています。
 成瀬です。


【拍手お礼】
 拍手ありがとうございます!
 これからも物置きに積んでいきます。



3月18日 午後8時
3月19日 午前2時
3月20日 午前2時



【順調に物置き中】
 「成瀬の物置き」の中身も地道に積み重ねています。読み返してみると些細なネタが多いですね。昨日放り込んだ小話で「ローストビーフを食べないか」と呼びかけるあの女性は一体、と私も思います。たとえ美味しいお肉であっても電車の中では食べたくないです。
 他には物置きではなく、更新用の一話完結短編小説を今日書きました。久しぶりの読み切りは難しく、また楽しかったです。一話限りでもお気に入りのキャラクターはできるものですね。
 今日、書いた短編はいつ掲載するかなど考えてしまいます。今週などかしら。寝かせたものを少し早めに起こしつつ修正して。
 毎日何かしらの小説作業ができたらよいです。設定を練るのでも、プロットを考えるのでも、小説を書くのでも。
 プロットは沢山作っておくといざという時に執筆ができて、今日は「何かしら作れた!」という気持ちになれるのでお得です。
 私は完全にパンツァーにはなれない人ですので。元からプロットやアウトラインを組み立てることは好きなので、それは幸いです。少しずつ設計していくことが楽しいのですよね。
 ネタを細かく揃え終えてから、次にどの順番に並べ替えるか試行錯誤し、最後に順番に調理していきます。そうして味を整えて完成です。
 今日はお昼ご飯に鴨のバターライスを作ったのですけれども、料理が楽しいのは小説の作業と通じるものがあるからですかね。


【シャーロック・ホームズがスランプらしい】
 上記の一文だけで、どの作品を意味しているのかわかることがすごいのです。良い作品には際立つ特徴があるものです。
 シャーロック・ホームズがスランプになる作品の答えは、森見登美彦先生の『シャーロック・ホームズの凱旋』です。昨日から読み始めました。
 森見先生らしい細身な文体により描かれる、わふわふしたヴィクトリア朝京都という不思議な舞台でスランプに陥っているホームズさん、彼の快復のために走り回るワトソンさん。ページをめくる手が軽くなるほど読んでいて楽しいです。一ページ進むたびに、レモンケーキの軽やかさとほんのりとした苦味を味わいます。
 それにしてもホームズさんとスランプは相性がよいですね。神経質なあたりが噛みあうのでしょうか。私はそこまでシャーロック・ホームズシリーズを読み込んでいないため『シャーロック・ホームズの凱旋』でもわかるネタとわからないネタがあります。わかるネタが出てくるとまた面白いです。
 読み終えたら感想を書きたいなあと。


 それでは。
 明日も、心揺らされる微笑やときめきが訪れますように。


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    この記事を書いた人

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