くるっぽーな鳥の驚き 2023/07/14

 今日もこちらは雨のち曇りのち雨。
 晴れたら晴れたで暑いのですが、蒸し暑いのも敵いません。
 成瀬です。


【くるっぽーの一回転】
 最近、鳥に驚かされることが多いです。
 烏に見事な「かーかー」という鳴き声を朝から披露されて思わず空を見上げると、黒い影が二つ飛んでいたり。先を行く烏を後ろの烏が追いかけているような光景でした。予測変換で先に銃の口径が出てきて少しびっくり。
 そうして他には燕の皆さんのぴちぴちした鳴き声を聞きながら、面白いところに巣を作っているのを見つけ、またその下に置かれている箱からは、困りながら「仕方ないかしら」と思いながら置いた優しさと義務を垣間見たり。
 あったのですが、特に驚かされたのは鳩です。
 鳩。くるっぽー。
 何があったかというと、駅やバス停周辺では無い場所で鳩を見かけました。
 珍しいなあと見上げながら通り過ぎようとしますと、坂の上から走り下りてくる車。速度はやけにのんびりです。普段なら、滑らかに坂を下っていきますのに。
 車を見た後に鳩へ視線を戻すと、鳩は車なんてなんのそのとのんびりくるくる歩いています。
 ようやく納得しました。
 大抵の鳥は車が近づいたら一気に飛び立ちますのに、その鳩は全く空に逃げる雰囲気がなく、揚々としていました。
 のろのろと近づく車。まだまだと飛び立たない鳩。
 鶏ではありませんがチキンレースの様相を示す鳩と車の競り合いを、坂の中腹から見守っていますと、結局車は鳩が左側に寄った隙に走り去っていきました。ようやく速度を出せたのに安心している後ろ姿を見送ります。
 鳩はまだ歩いていました。
 触ることはできませんが、もしかすると、飛べない怪我を負っていたのかしらといまでも気になります。
 そういった、鳥に驚かされたお話でした。


【レクィエという人】
 レっくんことレクィエさん。「無音の楽団」のご意見番です。
 今日は彼について少しお話しましょう。

 性格や他の仲間の面々とは会話させるのに特に苦労はなく、さらりとシニカルに話を進めてくれるので助かっています。
 問題はヴィジュアル面でした。
 カクヤさんは青、サレトナちゃんは橙と緑と、それぞれシンボルカラーを作って組み合わせていった無音の楽団の仲間たちなのですが、レクィエさんは最後なのもあって象徴する色と外見に苦労しました。結局は、翠色に収まってかつ派手ではない薄い色合い。そして帽子でアクセントをつけましたが、それも成長すると外してしまいました。たまにまだ被っているのではないですかね

 今回、どうしてレクィエさんについて話しているのかというと、なんとなくです。
 くじ引きでもなくあみだでもなく、話したいなあと決めました。そのことを知ったらレクィエさんは呆れながら「まあいいさ」と言ってくれるでしょう。そういう人。
 利便性の高いキャラクターではありますが、それだけメインを張らせるのには難しい方でもありますね。今年の三月には誕生日もあって彼の小説を書きましたが。
 癖がありそうで、ない人です。レクィエさん。
 それでも結構こだわりが強い面もあるなあと、クレズニさんと絡ませると実感します。ソレシカさんと仲が悪いのは変わらず。
 一番謎なのはサレトナちゃんとの距離感なのですよね。どう思っているのかしらと今度、面談をしたいです。


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