何かしらの破片を積み上げていきます。
いつか一つの大きな“何か”になることを祈って。
小説(文字事)みたいなもの
2025年10月28日(火曜日)
無音の楽団 Re:Praying(カクヤとサレトナ)
好きなものはあるのか、と不意にサレトナに尋ねられた。
「君が好きだ」などとは言えるものか。いまはまだ。
2025年10月21日(火曜日)
咲いたからではなく散っていくから美しい
裏表紙あなたに逢えた砂地に笑う
たった一つを選べた幸福ありがとうそしてさようなら
2025年10月18日(土曜日)
無音の楽団 Re:Praying(クロルとルーレス)
陽月十八日はクロル・シェンサイトの誕生日だ。決して、友人が多数いるとは口に出して言えないクロルだが、それでも祝ってくれる相手はいる。同じチャプターの仲間であるロリカやマルディは菓子を連名で渡してくれた。アユナは黙ってペンを拾ったふりをして贈ってくれた。彼の不器用さをクロルは好ましく思っている。
そして、競い合い高め合う好敵手である「ユユシ」からは、ルーレスが一同の代表として放課後の教室までプレゼントを持ってきてくれた。
「ありがとう」
珍しくクロルが柔らかな表情を浮かべて受け取ると、ルーレスも微笑んで頷く。
「誕生日おめでとう。それで、今日はクレズニさんがね」
「そちらの話はいい」
クロルはにこりと遮った。
2025年10月16日(木曜日)
無音の楽団 Re:Praying(マルディとクロル)
マルディは先輩であり、チャプターのリーダーであるクロルに問うた。
「どうしてアラタメ先輩にそんなに厳しいんですか?」
「同じチャプターのリーダーだ。厳しくしないと、アラタメは誰にも止めてもらえないだろう」
どうやらクロルはお節介のつもりで、カクヤ・アラタメに対して叱責を向けているという。確かに正しい。
カクヤ・アラタメのことはサレトナ・ロストウェルスあたりが甘やかすのだろうと思い、マルディは追求することを選ばなかった。
2025年10月10日(金曜日)
無音の楽団 Re:Praying(セキヤとサレトナ)
鍵盤が柔らかく叩かれる度に音が一つ零れだす。
「この前のデートは楽しかったかな」
「デートではありません」
「ならば逢瀬」
「変わりません」
音と共に紡がれるセキヤの質問に答える。その度にサレトナの指は絡んで止まりそうになった。セキヤも静かな羞恥を察し、途中で問いかけることを止める。
可愛い後輩をからかうのはよろしくない。
「セキヤ先輩こそ、好きな方はいらっしゃらないんですか?」
サレトナからのささやかな反撃に、今度はセキヤが苦笑する。
「いるよ」
「意外です」
演奏の手が止まった。セキヤの微笑は崩れない。
「よく言われるよ」
イラストみたいなもの
2025年10月30日(金曜日)


某SNSのタグに乗ろうとしましたが、タグの趣旨と違っているため自重しました。
2025年10月25日(土曜日)


昨日のハシンさんのイラスト、実はカラーバリエーションを作っていました。
わりとお気に入りです。
2025年10月24日(金曜日)


一系統色縛りでハシンさん。
デジタルはこういうバケツ塗りがとっても便利。
2025年10月13日(月曜日)


平和を願うクロルさんの熱弁。
2025年10月11日(土曜日)


『無音の楽団 Re:Praying』で『デュラララ!!』第一期アニメエンディングパロディです!
がんばりました。
今度、順番を決める裏話を書くことができたらよいです。
2025年10月3日(金曜日)


久しぶりにアニメ塗り風のカクヤさん。やはりこちらの方が馴染むのですよね……。
塗り方、どうしましょう。
感想みたいなもの
2025年10月16日(木曜日)
今期のアニメ・ドラマはわりと豊作な予感がします。
ミッチー主演の『ぼくたちん家』は現時点から惹かれてしまいますし、「相棒24」は安定の面白さ。
『笑顔のたえない職場です』も良い出来ですし、『永久のユウグレ』も気になっています。
沢山インプットしたいですね!
その他
2025年10月21日(火曜日)
『無音の楽団 Re:Praying』ことリプレの第十章を書いています。あと一場面で第十章は終わりです。
いま作中の凄くしんどい場面に差し掛かっていて、だけれども誰にもこの重みと悲しさを打ち明けることはできないと、自分の内に抱えていながら悶々としています。
プロの作家さんの沈黙力と言うものはすごいですね。私も見習って、がんばって黙ります。
たまに「Memome」には書きだしてしまいますが、許してくださいね。
それくらいに、哀しい。



