何かしらの破片を積み上げていきます。
いつか一つの大きな“何か”になることを祈って。
小説(文字事)みたいなもの
2026年3月13日(金曜日)
無音の楽団 Re:Praying(クレズニとサレトナ)
兄妹で恋の話をするということはそれなりにハードルが高い。
元から仲良しこよしといった関係だったら違ったのかもしれない。だけれども、自分たちは仲が悪いとは言わないまでも、良好であると胸を張れるわけでもない。
クレズニはサレトナを傷つけてきたためだ。
だから、サレトナから打ち明けられた時には少々、いや大分、いやとても驚いた。
「兄さん、その態度はないのじゃない」
「そうですよ。サレトナが勇気を出してくれたんですから」
暗室喫茶ヨラズノベ。その室内にいてさえも光を失わない、二人の少女が話しかけてくる。
クレズニを兄と呼ぶのはサレトナで、付き添ってくれている少女はフィリッシュだ。ロストウェルスにいたころからサレトナと親友でいてくれる、ありがたい存在である。彼女がいたために、ロストウェルスはサレトナを絢都アルスに行くことを許したのだろう。
「驚いてしまったことは謝りますが、理解も求めます。私に、異性への贈り物の参考として意見がほしいと言われたと知りましたら、父上などは鼻で笑いますよ」
「私が言うのもなんだけど、サレトナってあの環境にいたのに相当我慢強いし礼儀正しいわよね」
クレズニは実家に対してあまり前向きではない評価をされてしまったが、フィリッシュの言葉を否定できなかった。
ロストウェルスは猫の皮を被るのが上手い。しかし、中身はフィリッシュが口にした通り、悪辣だ。
結局、サレトナちゃんはクレズニさんの意見を参考にしたのでしょうか。
2026年3月9日(月曜日)
無音の楽団 Re:Praying(タトエとソレシカ)
食堂の椅子をがったんと揺らしてから、ソレシカが尋ねてきた。
「タトエって短期就労の仕事だったら何が好きなんだ?」
「皿洗いは淡々とすることができて、わりと楽だよ」
答えたというのに首を横に振られた。違うという。
「俺は、タトエの好きなことが知りたいんだ」
「そう言われても、働いている中でどれが好きな仕事かって。あんまり考えたことはないなあ」
「まあ、そうなると向いているとか、していて楽な仕事って発想になるのか? でもなあ。俺は、テーブル掃除を綺麗にできる瞬間が好きなんだけど」
ソレシカが言いたいことは分かってきた。
正しく、タトエが「沈黙の楽器亭」で短期就労をしていて、好きな仕事を知りたいらしい。
知ったからといって何をするわけでもないけれど、ただ、タトエに近づきたい。
ソレシカのそういうところは嫌いではないと、タトエは微笑んだ。
珍しく、ソレシカさんとタトエ君でほのぼの。
2026年3月3日(火曜日)
無音の楽団 Re:Praying(???)
赤く腫れた頬を濡れた布で押さえる姿を見ながら、なんと声をかけるか悩んだ。
あの子は理不尽に遭った。自身に道理のない暴力をもたらした相手を恨んでよい。憎んでよい。
だけれども、続けてはならない。憎恨の連鎖は絶たなくてはならない。
しかし、あの子を見ていると考えずにはいられない。
誰のために怒り、憎しみを続けてはならないというのか。
痛みを与えられた当人の成長のために、恨みも苦しみも捨てなくてはならないというのならば、過ぎた力を振るった相手は何の罪も得なくてよいというのか。
だとしたら、暴力は振るったもの勝ちになる。
やがて、あの子が気が付いた。声をかけられる。
「あなたは見ているだけですね」
真の卑怯者だと、言われた気がした。
後味の美味しくない話です。
ネタバレ防止のため、誰のことかは伏せます。
イラストみたいなもの
2026年3月30日(月曜日)


当たり前のことなのに驚いてしまいます。
2026年3月24日(火曜日)


お題をお借りすることにしました。「うちの子を紹介する100題」です。
ゆっくりゆくりとやります。
配布サイト:「腹を空かせた夢喰い」
2026年3月20日(金曜日)


明日、定期更新ですのでささっとカクヤさん。
いつか謎シャツを着せてみたいですね。
2026年3月6日(金曜日)


三白眼ツインテールという要素を持つフィリッシュさんは可愛いのですよ!
今日も“Fighting”で元気に突き進みます。
感想みたいなもの
2026年3月30日(月曜日)
好きなものを振り返ってみよう月間の前準備ということで、桜庭一樹先生の『推定少女』を読み返していました。
桜庭先生の描く少年少女はどの世代にも通じると思いつつ、そうであるように願ってしまいます。
苦しい、苦しかった、そして今も苦しい全ての少年少女。そして、そうであった方たちに届きますように。
改めて読むと「電脳戦士のお兄ちゃん」が心にきました。社会人というのは大人のコスプレでしかない、というのは少しだけ救われます。
その他
2026年3月28日(土曜日)
小説や映画のテクニックを知ってしまうことにより、面白さが損なわれることがある。とはよく教本に書かれています。
けれども、テクニックを知ることにより、「こちらの技術を使われているのか」という発見や感動も生まれますので、それもまた味なのですよね。
私の意見ですけれども。
2026年3月26日(木曜日)
カクヤさんはフェチでいったらなんでしょう。
指先は好きそうです。毛先とかもサレトナちゃんは「綺麗だなあ」と思っていそうです。
ソレシカさんは小さいものが可愛い。
タトエ君は普通にマルディさんの胸とか見ていそうです。
サレトナちゃんは目が好きですね。




