段々と日差しが春めいてきましたが、まだまだ寒さの厳しい日も続きますね。
成瀬です。
【花園の墓守番外編】
『花園の墓守』は完全版で筆を置こうかとも思ったのですが、まだまだ覚えてくださる読者の皆様がいらしゃるのと、二月三日で完全版初頒布記念ですので書いてみました。
本編ではいまいち不遇でした「縁の下の力持ちの衛さんと作者的にすごくお気に入りな影生さんのこれがブロマンスだ添え」です。
今回の話は完全版の方の衛さんと影生さんになります。なのでネタバレになりましたらごめんなさい。
彼らはこうして、最期を見送り、また待っているのです。それはとても寂しいことですけどこの世界で当たり前のことでもあります。
だからといって、何も遺せない命を無駄だというのは生きてきた全ての存在にとって冒涜でしかない。
人にはそれぞれその人だけの時間がある。その時間を本人の望みで満たせるのはとても尊いことなのだという、花墓のエッセンスを思い出せましたね。
【バレンタインデー】
不完全書庫がにわかに活気づく季節、バレンタインデーがそろそろと足音を立てて近づいてきていますね!
いま具体的な作業としてはイラストをがんばっています。結構線画の段階でお気に入りですので、塗りを間違えなければお気に入りな一作になりそうで楽しみです。
小説もあと一週間弱ですが、短い何かしらをできたらなあと考えています。
ですが、今年は催事場に行けなさそうなのが残念です。
バレンタインデー会場のあの独特の熱気と華やかさ、普段は食べられないチョコレート料理を食べられたりするのが楽しいので、それがないと少し寂しいですね。
こういった情勢なので仕方が無いのはわかっておりますが。
さて、湿った話はここまでにしてバレンタインデーはどうしてテンションが上がるのか。
チョコレート×恋話=乙女のときめきといった方程式はいかがでしょう。
乙女じゃないかもしれないこちらをお読みして下さる方も、ときめくことは大切みたいですよ! 心の老化が防げます。あと、純粋に楽しいですよね。
チョコレートを渡せる相手がいるということも幸せだと思うのです。恋義理友情日頃の感謝、全てセットで。
そこでうちのこチョコレートを渡す想像を今回の雑記には追加しようかなと。
勝手にエントリーされたサレトナちゃん。意外に渡す相手が多いのは仲間たちが男性陣だからですが、タトエ君と一緒に楽しく街を巡りながら選ぶのでしょうね。
ソレシカさんやレクィエさんにはわりとあっさりと渡しますが、タトエ君には笑顔を添えて。クレズニさんには素直になれるようにがんばって。
そして肝心のカクヤさんにはツンデレしてしまうのではないですかね。それともそろそろ素直に「あのね」と渡せるのでしょうか。それにしてもサレトナちゃんの「あのね」の破壊力がいま打っていてすごかったです。普段よりも躊躇い加減にカクヤさんに「あのね」と言ってからわたわたしてチョコレートを渡す姿はとても可愛い。
カクヤさんはスマートに受け取ってあげて下さいね! からかっては駄目ですよ。まあ、そんなことはしない男性ですが。
このあたりで話は締め。
バレンタインデーまであと少し。どきどきですね!