友愛で遊覧 2025/10/25

 一気に寒風が吹き荒れると思いきや、ところにより三十度もの暑さになるそうです。十月とは一体、と腕を組んで考え込んでしまいますね。
 『無音の楽団 Re:Praying』(以下リプレ)の世界ではまだまだ雨の季節です。作中ではあまり降っている場面がありませんが。
 成瀬です。


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10月19日 午前3時×2回
10月22日 午後1時
10月25日 午前2時×2回

 


【友達疑問形】ネタバレ注意!

 今回の更新でリプレはキリの良いところまで進めることができました。今月中は講評試合の観戦を楽しみ、十一月から講評試合を始める、というのはタイミング的によろしいかと。
 前半は第五章の頃から続いていた、フィリッシュさんのもやに決着がつく回です。フィリッシュさんがカクヤさんを少しだけ認めたという、密かなカクサレフラグが立った瞬間でもあります。サレトナちゃんと付き合うにあたって、フィリッシュさんに認められるというのは必要な工程です。家族以上にロストウェルスでサレトナちゃんの理解者でいながら守ってくれていた人が、フィリッシュさんですから。
 そのフィリッシュさんにも淡い恋愛フラグが立っていますね。こちらの二人もどうなるのか。
 続いて後半。皆でごはん。こちらの場面は美味しく読めるように頑張りました。あとは、「無音の楽団」と清風さんとフィリッシュさんの会話も書いていて楽しかったです。
 そしついに、マルディさんの登場! 以前から姿は見せていましたが、きちんと話すのはこちらの場面が初めてではないですかね。
 マルディさんはタトエ君に対して意味深長な振る舞いをしています。それなのに特に反応を見せないでいるソレシカさん。謎が深まる関係の三人です。
 一旦、落ち着いたところまで進んだ第六章。作者としては、今のところリプレで一番のお気に入りです。キャラクターが生き生きと掛け合いをしているのと、流れが自然で整っていますので。毎回これくらいの調子で書くことができたらよかったなあと、いま更新していて思います。リプレは物語を進めることに精一杯で、キャラクターの鮮度が書けているのか毎回不安になります。
 書きたいネタや場面を泣く泣く切り捨てていることも、これでも結構あるのですよ。そういった場面は公式短編やセルフ二次創作で回収しています。


【愛の形は不定形】

 不完全書庫中級者の方はすでに私が及川光博さんのファンことベイベーであることは承知の上だと思います。
 そのため、及川光博さんが主演を務める現在放送中の日曜ドラマ『ぼくたちん家』を視聴しています。現時点で二話まで放送していますが、面白くて心を滅多打ちにされています。物語自体に小道具を散りばめながらもドラマの場面に収束していく手腕は見事としか言い様がありません。同時に、様々な価値観について考えられている作品だということも。広報の時点できちんと「ゲイ」を扱った作品であると表していますから。
 「ゲイ」である、波多野さんと作田さんという二人の男性。波多野さんに「ゲイ」とは何かと正面からぶつかるほたるちゃん。さらに、家族のふりをするというところまで、波多野さんとほたるちゃんは絡み合ってきます。二人の秘密が明らかにならないかはらはらしつつ、視聴者は観ることを続ける流れを作るのも上手いなあと唸ります。
 第二話では「子持ちししゃも」という小道具がすごく良かったですね。子持ちししゃも自体が、家族とジェンダーを象徴していました。そのししゃもを、初めて二人で焼いた波多野さんとほたるちゃん。そして、最後の場面でほたるちゃんが波多野さんを「ゲイだからオネエの振る舞いでデビューしたらよい」と傷つけた人たちに「ししゃも爆弾を贈ればいいんです」に繋がるところ。美しい……。こういった、美しい流れが大好きなのですよ……。
 第三話はどうなるか! 明日が楽しみです。


【クロルさん】

 お誕生日おめでとうございます!
 ……来年。来年はがんばりたいです。


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 それでは。
 全ての方に、心ときめく出来事が訪れますように。
 穏やかに微笑める日々が続きますように。


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