真夏日がまた続いて、涼しくなる日が待ち遠しいですね。成瀬です。
【クレズニリプレイ】
今回の更新はカードワースのリプレイで『冒険者と未亡人』(ion様作)をクレズニさんでやりました。
戦闘も探索もない安楽椅子探偵的な読み物でしたが、クレズニさんが見事にはまり役でしたもので。書きたくなり、書きました。選択肢によって導かれる流れが違うみたいなのも楽しいシナリオでした。
さて、そのクレズニさん。
詳しくは更新停止中の「カタル」の下書きからある程度の設定をピックアップして説明しますね。
クレズニさんはサレトナちゃんのお兄さんで、一家の長兄です。サレトナちゃん以外にも異母妹、異母弟がいます。異母弟はサレトナちゃんが大好きなので、その異母弟とは仲がよろしくないです。恨まれています。多分、いま一緒に冒険者をしていることが分かったらさらに怒られるのではないでしょうか。そういった辺りも損な人です。
肝心のサレトナちゃんとの関係ですが「サレトナちゃんの最期までそばにいる」という約束が悲しい形で呪いになったため、サレトナちゃんの命を狙うことになりました。だから犬猿の仲の兄妹ですが、本当はお互い大好きです。
クレサレ兄妹の家は、親の時点でかなり揉めています。母親の血筋に秘名の冒険者がいて、その冒険者が現在まで続く繁栄のための投資のきっかけと財産を一族にもたらしているためです。
両親は政略結婚でしたが、きちんと愛し合っています。ですが、姉の姉、クレサレの叔母が妹であるクレサレの母を溺愛して、クレサレに目をかけていたところから、クレサレの父と叔母の関係は険悪になっていきます。
そのクレサレの父は地方領主としての体面と、父としての愛情でかなり苦しみながら、サレトナちゃんを追放することになりました。サレトナちゃんの異常ではないにしろ普通ではない魔力と賢さ、精神の不安定さが領民に不安を与えていたためです。理由は留学といった形で、クレズニさんはその護衛であるのですが、いざというときにクレズニさんはサレトナちゃんを止めるために命を奪わなくてはならない。少なくとも、故郷に帰ると決めた時には、サレトナちゃんを帰してはならないから。
だからクレズニさんは積極的にサレトナちゃんから平穏を奪いたくはない。でも生かしてもおけない。そんな関係でした。
うーん、長い。
クレズニさん自体は平民に生まれていて機会に恵まれたら、教師や学者などで穏やかに暮らしていけるはずでしたが、貴族として生きるには不器用で正直すぎたのです。
だからわりと、いまサレトナちゃんが危機に陥ったら、カクヤさんとタトエ君を筆頭に助けてくれる人がいる状況に感謝しています。
レクィエさんと徐々に心を通わせてもいますし、出来たらクレズニさんは社交界などに戻らず落ちついた日々を過ごせる環境に落ちつくといいなあと考えていますが、どうなることやら。
【十月の更新予定】
実は一月遅れての、クレズニさん更新フェスティバルが続きます。
十月二日 小説「レクィエ×クレズニ+ソレシカ」
レククレの恋愛に、レクィエさんとソレシカさんの仲の悪さが絡む小説です。なかなかのべーえる要素が入るのでお覚悟を!
十月九日 感想 『ビッグ・オー』第一話
密かに好きなロボットアニメの感想です。世界観とスタイリッシュ造形が格好良い作品です。
十月十六日 イラスト「クレズニ」
誕生日祝いも兼ねて! レベル十衣装でのクレズニさん単品イラストです。
十月二十三日以降はまだ未定です。小説を書けると良いのですが。
忙しくはなってきましたが、隔週になってもいいので更新を続けたいです。
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